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ホームコケ対策
コケ。。。いやですね~
 セットしたての水槽や、富栄養化した水槽、光量が強い場合や流れが弱い時など、濾過のバランスが崩れたときやコケの生育条件が揃ったときにじゃんじゃん発生しますよね。。。
ここでは、当店に来客してくださったお客様から質問が多かったコケに関する事について簡単ですがまとめてみました。皆様の参考になれば幸いです!

コケの種類
 飼育水槽内でよく見られるコケの種類としては、主に茶ゴケ(珪藻類)、糸状藻(緑藻類)、毛皮状藻(緑藻類)、藍藻・ノリ状藻(シアノバクテリア)、緑房状藻(紅藻類)、黒房状藻(紅藻類)、ヒゲ状藻(紅藻類)などが挙げられます。
 こららのコケは、発生箇所や生育条件が異なり、それぞれ対策も異なります。

コケ対策方法
 コケ対策の方法としては、主に以下の5つの方法に分けられると思います。 

1.
水槽周辺環境の改善
 光量が多い場合には適切な光量の照明に変更、もしくは照射時間を短縮した方がいいと思います。もし、光量・照射時間が適切である場合、蛍光管を変更することも考えた方がよいでしょう。蛍光管は、黄色くみえるものはコケが生えやすくなるといいますので。。。
 また、水槽ガラス面の一部にだけコケの発生が集中する場合は、水槽の設置位置も再検討した方がいいと思います。ほんの数分だけ直射日光が当たる場合であっても意外にコケが生えてきます。特に西日があたる場所に水槽を設置するとコケの発生が多い気がします。薄いカーテン越しの光も要注意です。

2.
水換え
 言うまでもなく水換えは、水槽内が富栄養化した場合に有効です。水槽内にたまった硝酸塩や有機物、ふき取ったコケなどを出来るだけ排出させますが、一気に大量の水換えを行うと魚のダメージが大きいので注意を要します。。
 特に水槽内が見えないほどコケがびっしりと生えている場合、pHが極端に低下している場合がありますので、大量の水換えはpHショックを引き起こすことがありますので、pH試験紙などで一度計測してみることをおすすめします。

3.
掃除
 ヒゲ状の黒いコケがこびり付いた砂利や、コケがはびこった水草は、出来る限り撤去します。少しでも残っていると、直ぐに復活して来ます。。。ヒゲ状のコケは砂利や水草の他にも流木、ヒーターなどのコードにも生えるので、そうした物がある場合は取り出して木酢酢を塗りコケを枯らします。

4.
投薬
 各種メーカーからコケ抑制の薬が発売されていますのでそれらの使用説明書に従い適量を使用します。
 ただし、薬に弱い魚種を飼育している場合は十分に分量を検討してから入れるようにしてくださいね。 当店では、「投薬」は最終手段と考えています。

5.
生物的除去
 コケ発生の初期段階では生物の特性を利用してコケの抑制が出来ます。
 コケの種類により利用できる生物が異なりますので、それらの生物を適宜導入します。


表-1.コケ対策
種類 特徴 発生原因 対処方法

:おすすめ
:適宜実施
効果的な生物






1




適切











茶ゴケ(珪藻類)
ガラス面や水草の表面、水槽内の様々なものに付着する褐色のコケ -


-



ウールや定規で除去
右記生物投入→
投薬
サイアミーズフライングフォックス
オトシンクルス
プレコ
ビーシュリンプ
石巻貝など
糸状藻(緑藻類)
水草などに付着する緑色の細長い糸状のコケ -


- - 除去・清掃
光量を減らす
右記生物投入→
投薬
ヤマトヌマエビ
ブラックモーリー
毛皮状藻(緑藻類)
水草やガラス面等にびっしりと付着する緑色の短い糸状のコケ - -
2
除去・清掃
蛍光管の交換
右記生物投入→

投薬
ヤマトヌマエビ
プレコ
オトシン
アメリカンフラッグシクリッド
ブラックモーリーなど
藍藻・ノリ状藻
 (シアノバクテリア)
砂利などを覆う緑色のコケ









水換頻度を増やす
除去・清掃
投薬
光を完全に消す
ブラックモーリー(△)
緑房状藻(紅藻類)
水草の表面に発生する緑色の房状のコケ - - 除去・清掃
投薬
ビーシュリンプ(?)
黒房状藻(紅藻類)
水草やガラス面などあらゆるものに付着する赤黒い房状のコケ



- 水換え頻度を増やす
蛍光管の交換
除去・清掃
pH、KHを確認
ビーシュリンプ(?)
ペンシル(△)
ヒゲ状藻(紅藻類)
水草などに付着する黒緑色の糸状のコケ - - 除去・清掃
投薬
ビーシュリンプ(?)

※1)ここでの「富栄養化」とは、「リン酸」・「硝酸塩」の濃度が高いことを示しています。
※2)成長の早い水草が少ない場合です。

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参考文献:
月刊アクアライフ 2001年5月号(マリン企画:P.38~41)
コケ対策チェックリスト(セラ・ジャパン)

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